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▲「安全登山の啓発」「山の環境保全」「山岳文化の発展」「登山・スポーツクライミングの普及振興」を目指して活動をしています▲

高知県山岳・スポーツクライミング連盟

(公社)日本山岳・スポーツクライミング協会、(公財)高知県スポーツ協会に加盟しています。

令和7年度 高知県山岳遭難対策研修会の報告

高知県山岳・スポーツクライミング連盟では、登山大会の開催、登山技術の普及、遭難対策研修など様々な活動を行っております。

西岡会長ご挨拶
西岡会長ご挨拶
2月1日(日)、ふくし交流プラザ(高知市朝倉戊)にて、「ツキノワグマによる事故を防ぐために 〜正しく知り、正しく恐れる〜」をテーマに、長野県から瀧井暁子氏(NPO法人信州ツキノワグマ研究会けもの調査室)をお招きして研修会を開催しました。
当日は、高知県内の登山愛好家、登山部を指導する教員、登山部に所属する中高生、行政関係者など47名が集まり、ツキノワグマの生態や登山中に遭遇した際の対応等について学びました。
資料もいただきました
資料もいただきました

ご存じの通り、2025年は「今年の漢字」に「熊」が選ばれるなど、日本各地で「熊」が出没し国民の関心と不安が集中した年だったと言われました。

ただ、報道の多くはどのように備えて行動すべきかを紹介する内容があまり無く、インターネット上には真偽不明な情報があふれかえっているのが現状です。

ツキノワグマの毛皮と頭蓋骨
ツキノワグマの毛皮と頭蓋骨
今回の研修会は、ツキノワグマとどう向き合い、登山者はどのように登山すればよいか、豊富な研究事例を通して学び考える良い機会となりました。

現場の第一線で研究されてきた瀧井先生のお話は臨場感にあふれ、四国では絶滅危惧種のツキノワグマの生態について、深く学ぶことができました。
鋭いクマの前爪
鋭いクマの前爪

瀧井先生は、ツキノワグマに遭遇した際に確実に大丈夫だという対応策は無いことを指摘したうえで、「(自然の中に入る時は)ツキノワグマの情報を常に意識することが大切。鈴やラジオの音などを活用してお互いに遭遇しないようにすることや、食料や残飯を与えないなど、山中ではツキノワグマを引き寄せない行動が大切である」と呼び掛けていました。

受講生の皆さんが自分自身はもちろん、それぞれの仲間にも伝えていただき、今後の登山に生かしてほしいと思います。

瀧井先生の講演
瀧井先生の講演
豊富な事例満載の内容でした
豊富な事例満載の内容でした