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高知県山岳連盟

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【高知四季岳友会】2024年7月6日(土)に鏡吉原でデイキャンプを行いました

2024/7/6(土)鏡吉原 晴れ
夏イベントは暑さも厳しくなってきますので登山は一休みして、子ども達には川遊びをしてもらおうと、今回は高知市の鏡川上流にある吉原キャンプ場でデイキャンプを行いました。
今回の参加者は88才の代表を筆頭に大人6名、子ども4名(中学生1人、小学生3人)の計10名です。

吉原キャンプ場は、鏡庁舎の先、川口の橋を渡って左に曲がって(右に曲がると鏡ダム)、およそ20分。
道中は、かなり道幅が狭くなっていますので、初めての方はすれ違い運転にご注意ください。
V字型に切り立った山がすぐ両側にそびえていて、高知市内とはいえ随分と山奥に来た感じがします。
10時に現地集合。天気は晴れ。
高知市内よりは若干涼しく感じますが、やはり日があたるところでは暑さが身にしみる気温です。
木陰があるところは、そよ風も涼しく、こちらは絶好の避暑気分です。
土曜日の朝ですが、すでに車が何台か止まっており、どうやら前日から宿泊しているキャンパーのようです。
皆さん、思い思いにアウトドアを満喫しているご様子。

大体、メンバーが揃った所で、まずは麻田代表が管理している畑に向かいます。
畑では、ピーマン、ナス、キュウリ、ミニトマトなどを収穫。
一方、子ども達には、ミミズを探してもらいました。
はじめは、ミミズを触るのを躊躇していた子も、慣れてくると見つけるやいなや、さっと捕まえれるようになりました。
後で、川釣りをしたいと思います。さて釣れるでしょうか。

収穫作業が一通り終わった所で、次は昼食の準備を始めます。
子ども達は既に汗だくの状態なので「川で泳いできー」と声をかけると同時にダッシュで川に向っていきます。
大人が監視につきましたが、吉原キャンプ場には小さな堰があり、堰だまりは流れも緩やかで、水深もそこまで深くはないため小学校低学年の子どもでも遊びやすい環境になっています。
一方、深い所では大人の足が届かない部分もあり、上級生には飛び込みなども楽しめます。
(深い所はごく一部で、すぐ浅い所につながっています)
子ども達が川遊びをしている間に、大人達は昼食の準備に大忙しです。
昼食は、代表たっての企画で、本格的な竹で作った流し素麺。
・薪に火を付ける
・素麺を湯がくためのお湯を沸かす
・釜でご飯を炊く
・人数分の食器をすすぐ
・素麺の具材づくり(錦糸卵、薬味など)
・流し素麺用の竹の節とり(竹は事前に真っ二つ状態)
・流し素麺の足場づくり
・素麺を湯がく(素麺をすくうザルを忘れていることが発覚→他のキャンパーに借りる)
・食事場所用にシートを準備
と、あれやこれやであっと言う間に1時間が過ぎ昼食時間となりました。

子ども達を呼び集めて、いよいよ流し素麺開始です。
皆、お椀に汁を準備して、まだかまだかと待ち受けています。
素麺を流し始めると、次から次へとお箸でつかんでは口に運びます。
あまりの早さに、流し役も大変。
とは言っても、しっかり最下流の受けカゴには素麺が貯まってきているので
大人はそちらから素麺をとります。
なかなか屋外で卵を焼いたり、薬味を切ったりして素麺を食べることはないので、子ども達にとっても貴重な体験ができたことと思います。

昼食が終わると、子ども達は再び川へと駆け下りて行きます。
そして、いよいよ釣りの準備に取り掛かります。
仕掛けはいたって簡単に、竹竿の先に釣り糸を結び、玉浮きを通して針をつけます。
今回は海釣り用のハリス付きのセイゴ針を使用。
海釣り用なので少し針が大きい気もしますが、はたして釣れるかどうか・・・
竿は持参した竹竿2本と、流し素麺用の竹のあまりで作った手作り竿の計3本。
子どもの人数分準備してあげたかったのですが、3本セッティングした所で断念。
仲良く順番に使ってもらおうと思います。
始めは釣れるかどうか半信半疑な子ども達でしたが「釣れたー」の一声をきっかけに、次は我こそはと皆、真剣モードに。
釣れたのは「ハヤ」の仲間。
その後も思った以上にポツポツと釣れたので子ども達も喜んでいました。

最後の締めにスイカ割りをして、デイキャンプは解散としました。
まだ遊び足りない子ども達は、その後も引き続いて川遊びを満喫していました。

帰りの道中、子ども達はエアコンの効いた車中でぐっすりと寝ていました。
まだまだ夏は始まったばかりです。
暑さを凌ぎながら、上手に夏を過ごしてもらえればと思います。
参加者の皆様、お疲れ様でした。